山本光学のコア技術

CORE TECHNOLOGY

基盤技術・コア技術の融合と事業展開

「眼を護る」というニッチな市場での
NO.1を目指す

山本光学は110年以上続く歴史の中で
「光コントロール技術」、「表面処理技術」、「最適設計」の3つの技術をコアとし、これらの技術群を自社工場におけるアイウェアの一環生産に結集させ、「安全」と「快適」の質の向上を求め、発展させ続けてきました。

基盤技術と3つのコア技術

CORE TECHNOLOGY

光コントロール技術
眼の安全を脅かす因子としてまず挙げられるのは、レーザや紫外線などに代表されるような有害光です。
我々は、創業当初から溶接用の遮光フィルタ製造を手掛けており、最近特に使用用途が広がっているレーザー光に対応したフィルタ群も半世紀以上前から研究・開発しています。また、スポーツ用途では紫外線やブルーライトカットに加え、偏光や高視認機能を付与し、裸眼以上の効果を生むレンズの開発も進めるなど、その光学的設計からフィルタ開発、製造まで、長年蓄積した独自ノウハウが当社の強みです。
表面処理技術
表面処理技術は視界を遮る「レンズ傷」や「レンズ曇り」といった危険因子を取り除くために進化してきた技術です。
スキーゴーグルに世界で初めて防曇機能を施した我々は、産業用保護めがねやサングラス、スイミングゴーグルなどに幅広くその技術を展開しています。また、レンズへの傷つきを防ぐハードコートをはじめとして撥水性、防汚性などの様々な機能を付加するコーティングを社内で開発、量産化しています。最近ではこうした技術を応用し、センサやカメラの光学部品開発などの新領域の製品開発にも挑戦しています。
最適設計
我々の製品は使ってもらってこそユーザーを危険から護ることができます。精度の高いレンズを生み出す幾何光学設計や金型開発技術、ずれる/痛いといったような不快を改善するバランス設計、ゴーグル内の曇りを抑制する換気構造の開発、強度をコントロールするための材料や形状、構造の研究など、製品に求められる高い「安全性」に加え、装着し続けられる「快適さ」があること。この「安全性」「快適さ」の2つをより高めていくことを常に追求しています。

開発体制

ニーズや技術の価値を正確に捉え、山本光学の総合力でお客様に安全で快適な製品と関連する情報やサービスを提供しています。また、営業/マーケティング、企画/デザインとの強固な連携を通じ、一人一人が創造力、提案力とスピーディーな行動力を発揮することで、社内外の技術の融合による既存事業の最適化と、先端技術の取り込みによる新製品・新規事業の創出に取り組んでいます。

応用事例

  • ・特殊形状の成形品の金型設計開発&量産
  • ・物流作業支援用ヘッドマウントディスプレイの開発
  • ・高光源出力からの作業者保護製品の開発
  • ・大型成形品へのくもり止めコーティング加工
  • ・高出力ハンドレーザーの安全対策 など

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